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2014.5.7
こんばんは!
司法書士の立石です。
本日は、お世話になっている弁護士さんの「相続」に関する勉強会に参加してきました。
いつもは登記や手続面から「相続」について見ているので
実際に争いになるケースについて情報を仕入れたり、
司法書士の目線だけでなく相続にまつわる色々な問題点を頭に入れるべく、
司法書士の分野を超えて日々勉強しております!
相続税の実質増税や団塊世代の方の世代交代により
「相続」や「事業承継」への関心が高まっており、
司法書士業界だけでなく弁護士業界でも「相続」の案件が多いそうです。
**相続手続きシリーズ**第16弾は、ズバリ!本日の勉強会で学んだことを何点かご紹介させてもらいます。
① なぜ相続でもめやすいのか。
⇒赤の他人ではなく親族間のため、過去の経緯を持ち出してしまう。
(あのとき親にこんだけお金を使わせたとか、自分はこんだけお世話をしたとか・・・)
② 相続の相談があったときに真っ先に聞くこと。
⇒「遺言書はありますか?」
公正証書の遺言書が発見されたときは、その遺言で解決することが多いです。
③ 事業承継に積極的でない現社長に、どう話をするか。
⇒メインバンクに促してもらう。
これは、負債のある会社さんに限定だそうですが、
「これ以上融資するとなると、きちんと事業承継してもらわなければ困ります。」
と言ってもらうのもひとつの手とのこと。
相続税のところだけでなく、法律問題のところもチェックしてみましょう!
司法書士 立石和希子