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【時効取得による登記】

2012.10.12

おはようございます!

 

今日は昨日ご紹介した時効取得によって不動産を取得した場合。

時効取得したことを公に知らせるためには、不動産を買ったときと同様

登記申請が必要です。

 

時効取得による登記申請の方法についてご紹介します。

 

登記申請するには、まず現在の登記簿上の所有者の協力が必要です。

時効取得で不動産を取得した人(登記権利者)と、

不動産の権利を失ってしまう人(登記義務者)が共同で

申請しなければなりません。

したがって、もともとの不動産の権利者の理解を得ておくことは必須です☆

 

必要な書類は、原則以下の4つです。

・登記原因証明情報(時効取得したことを証明する書面)

・権利証(登記義務者が持っている、その不動産の権利証)

・印鑑証明書(登記義務者のもの)

・住民票(登記権利者のもの)

 

必要な費用は、登録免許税です。

登録免許税の計算方法は

【その年の固定資産評価額×1000分の20】

です。

 

時効取得の場合は契約書等がないため、少し例外的な登記にはなりますが、

通常の取引の場合と同様に登記をしなければその不動産についての権利を

公に主張することはできないので、注意してください☆

 

良い週末を\(^o^)/

泉司法書士事務所 立石和希子

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