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遺言執行者の選び方

2025.9.25

遺言を“形だけ”で終わらせないために

遺言書を書くだけでは不十分?

「遺言は準備してあるから安心」と思っていませんか?

実は、遺言は“書くだけ”では十分ではありません。相続が始まると、
・ 不動産の名義変更(登記)
・銀行口座の解約・名義変更
・株式や預貯金の分配

といった、数多くの手続きが待っています。

この時に大きな役割を果たすのが「遺言執行者」です。

遺言執行者ってどんな人?

遺言執行者は、遺言の内容を実際に実現するための権限を持つ人です。

誰を選ぶかによって、遺言がスムーズに実行されるかどうかが大きく変わります。

遺言執行者がいることで得られる安心

・家族の負担を軽くする
・不動産登記がスムーズに進む
・トラブルの火種を防止できる

誰を遺言執行者に選ぶべき?

法律上は「相続人」でも「第三者」でも指定できますが、慎重な選択が必要です。

【家族を選ぶ場合】
信頼できる配偶者や子を指名することもありますが、権限が集中すると摩擦が生じる恐れがあります。

【専門家を選ぶ場合】
司法書士や弁護士などを指定すれば、中立性が保たれ、専門知識を活かしてスムーズに進められます。

特に不動産が絡む相続では、登記や評価調整が必要になるため、専門家を遺言執行者に選ぶメリットは大きいです。

entrustが選ばれる理由

司法書士法人entrust では、遺言執行者としての役割を積極的に担っています。

強みは「不動産に強い」ことと「幅広い専門家ネットワーク」です。

・不動産登記や売却をワンストップで支援
・不動産鑑定士と連携 → 公平な評価で安心
・税理士・弁護士と協業 → 税務や紛争防止もカバー
・土地家屋調査士と調整 → 境界トラブルを解消
・生前整理業者と協力 → 空き家や遺品整理にも対応

ただ「遺言を作る」だけでなく、実際に実現できる遺言をご提供するのが特徴です。

遺言執行者を選ぶときのチェックポイント

・信頼できるか(公平に任務を果たせるか)
・不動産や金融・登記に関する知識と経験があるか
・中立性を保てるか(専門家を選ぶケースが多い)
・ 必要に応じて「家族+専門家」の複数指定も可能

遺言執行者は“遺言を現実にするパートナー”

遺言執行者をきちんと指定しておくことは、遺言の実効力を高め、残された家族を困らせないための大切な準備です。

特に不動産をお持ちの方は、スムーズな登記や売却のためにも、司法書士のような専門家を遺言執行者に選ぶのが安心です。

元気なうちに「誰に実行を託すのか」まで考えておくこと。

それこそが、ご家族への最大の思いやりです。

司法書士法人entrust は、その想いを現実にするパートナーとして、全力でサポートいたします。

お気軽にご相談ください。

自筆証書遺言で迷う前に、専門家にご相談ください。


カテゴリー:遺言,
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